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アンバーエール

Irish StoutドライスタウトDry Stout

発祥

主に20世紀後半(1980年代頃)、アメリカ

一般的なABV(アルコール度数)

4.5~6.2%

一般的なIBU(苦味の指標)

25~40

一般的な色調(SRM)

10~17

適正温度

812

スタイルの特性

スタイルの特性バー

苦味3/5
甘み3/5
ボディ感3/5
香り3/5
酸味1/5

スタイルの特徴

琥珀色の外観が特徴的なエールビール。モルトの甘みとキャラメル風味にほどよいホップのバランスがあり、飲みやすさと風味のバランスが取れているスタイルです。

歴史

琥珀色(Amber)が特徴のエール。特に「アメリカン・アンバーエール」は、20世紀後半(1980年代頃)のアメリカのクラフトビール運動の中で生まれたスタイルです。

当時のブルワーたちが、アメリカン・ペールエール(APA)よりも麦芽(モルト)の風味や色合いが豊かで、かつアメリカン・ブラウンエールほどは重くない、バランスの取れた新しいスタイルを求めて開発しました。

特徴は、カラメルモルトなどを使用することによる中程度のボディと、トーストやカラメルのような甘く香ばしいモルトの風味です。これにアメリカ産ホップ由来の柑橘系やフローラル系の香りと、しっかりとした苦味がバランス良く加わります。APAやIPAに比べてモルトの存在感が強く、より複雑な味わいを楽しめるスタイルとして定着しました。

イギリスにもアンバー色のエールは存在しますが、通常「アンバーエール」と言うとアメリカンスタイルを指すことが多いです。

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