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バルチックポーター

発祥

18世紀後半~19世紀、バルト海周辺諸国(英国ポーターが起源)

一般的なABV(アルコール度数)

6.5~9.5%

一般的なIBU(苦味の指標)

20~40

一般的な色調(SRM)

17~30

適正温度

812

スタイルの特性

スタイルの特性バー

苦味2/5
甘み4/5
ボディ感5/5
香り4/5
酸味1/5

スタイルの特徴

バルト海周辺諸国で発展したポーター。伝統的な英国ポーターよりもアルコール度数が高く、ラガー酵母で低温発酵・熟成させることが多い。濃厚で滑らか、複雑な味わい。

歴史

18世紀英国ポーターがバルト海周辺国(ロシア、ポーランド、北欧等)へ輸出され、現地で独自進化したスタイル。

寒冷気候や輸送、またインペリアルスタウトの影響を受け、英国ポーターより高アルコール(6.5-9.5%)で濃厚リッチに。

最大の特徴は、多くがエール酵母でなくラガー酵母を使い、低温発酵・熟成(ラガーリング)させる点。これによりエール臭が抑えられ、滑らかでクリーンな飲み口に。

味はダークフルーツ、カラメル、トフィー、チョコ、リコリス等の複雑な麦芽風味があり、ロースト感は控えめ、甘みが感じられることが多い。

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