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ベルジャン・ブロンドエール

発祥

20世紀半ば、ベルギー

一般的なABV(アルコール度数)

6~7.5%

一般的なIBU(苦味の指標)

15~30

一般的な色調(SRM)

4~7

適正温度

610

スタイルの特性

スタイルの特性バー

苦味2/5
甘み3/5
ボディ感3/5
香り4/5
酸味1/5

スタイルの特徴

ベルギーのモダンなブロンドビール。黄金色の外観と、フルーティーでスパイシーなベルギー酵母の風味が特徴。マイルドな味わいでありながら複雑さを併せ持つスタイルです。

歴史

ベルギー発祥の、黄金色(Blond)をした上面発酵エールです。

デュッベルやトリペルといった他のベルギーの伝統的なスタイルに比べると、その歴史は比較的新しく、第二次世界大戦後にヨーロッパでピルスナーなどの淡色ラガーの人気が高まったことを受けて、ベルギーの醸造家たちが対抗する形で開発したと言われています。

彼らは、ラガーのような親しみやすい色合いでありながら、ベルギー酵母由来の複雑な風味を持つ、よりアルコール度数の高いエールを目指しました。

特徴は、輝く金色、中程度のアルコール度数(多くは6~7.5%程度)、ベルギー酵母が生み出す穏やかなフルーティーさ(洋梨やリンゴのようなエステル香)と、ほのかなスパイシーさ(フェノール香)。麦芽の優しい甘みとドライな後味のバランスが取れており、比較的飲みやすいスタイルです。レフ・ブロンドなどが広く知られています。

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