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ボック
発祥
原型は14世紀ドイツ・アインベック、ラガー化は17世紀ドイツ・バイエルン
一般的なABV(アルコール度数)
6.3~7.2%
一般的なIBU(苦味の指標)
20~27
一般的な色調(SRM)
14~22
適正温度
7~10℃
スタイルの特性
スタイルの特性バー
苦味2/5
弱強
甘み3/5
弱強
ボディ感4/5
弱強
香り3/5
弱強
酸味1/5
弱強
スタイルの特徴
ドイツ発祥の強いラガービール。濃い琥珀色から濃褐色の色合いで、モルトのリッチな風味と甘みが特徴。通常のラガーより高いアルコール度数とボディ感を持つ伝統的なスタイルです。
歴史
ドイツ発祥の高アルコール(6.3%以上)ストロング・ラガー。起源は14世紀北ドイツの都市アインベック(Einbeck)の高アルコールエールとされます。
17世紀にバイエルン・ミュンヘンに技術が伝わり、下面発酵と融合して現在のスタイルに。「ボック」はEinbeckの訛り、または「雄ヤギ」(ラベルによく描かれる)に由来する説があります。
伝統的なボックは濃色(琥珀色~茶色)で、麦芽の豊かな風味(トースト、カラメル)が主体、ホップは穏やか。特定の季節(冬~春)に飲まれます。
マイボック(淡色)、ドッペルボック(強力)、アイスボック(凍結濃縮)などの派生スタイルがあります。
